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ホームスタートでは、産前家庭に対しても、2015年度から試行訪問を始め、2016年度にはモデル事業を実施、2017年度からは本格的に訪問支援を開始しました。下のグラフは2018年度の産前家庭(初産婦・経産婦を含む)のニーズと効果を表しています。ニーズの第1位は「上の子の成長・発達を促す機会を作る」で69%にのぼり、2位は「親の身体の健康」、「上の子の心の健康」と続きます。乳幼児家庭と比べて「孤立感の解消」ニーズは低くなっており、親が妊娠期の不安を抱えながら、上の子の成長や心の健康に心を砕いている様子がうかがえます。ニーズ充足度については、主要ニーズの充足度は90%程度と高いものの、他のニーズ充足度にはばらつきがあります。また、平均充足度も88%と、乳幼児家庭より低めの数字となっています。
産前家庭への支援は、出産により途中で終了を余儀なくされることも多いため、対象となる家庭数がまだ少なく、さらに時間をかけて効果を分析していく必要があると考えます。 |
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