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ホームスタートでは、産前家庭に対しても、2015年度から試行訪問を始め、2016年度にはモデル事業を実施、2017年度からは本格的に訪問支援を開始しました。下のグラフは2019年4月〜2020年3月の1年間の産前家庭(初産婦・経産婦を含む)のニーズと効果を表しています。ニーズの第1位は「親の身体の健康」で71%にのぼり、次に、「赤ちゃんの健康」「妊娠〜子育てのサービス利用方法を知る」と続きます。乳幼児家庭と比べて「孤立感の解消」ニーズは低くなっており、親が妊娠期の不安を抱えながら、赤ちゃんの健康に心を砕いている様子がうかがえます。
ニーズ充足度については、平均充足度が96%と高くなっています。1年前の平均充足度は88%であったとことと比べると、乳幼児家庭と同様に充足度が高まっていると考えられます。
産前家庭への支援は、出産により途中で終了を余儀なくされることも多いため、対象となる家庭数がまだ少なく、さらに時間をかけて効果を分析していく必要があると考えます。 |
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