トップに
戻る
地域の先輩ママが孤立しがちな親子の家庭を訪問し、共感をもって寄り添うボランティア活動「ホームスタート」。2023年4月~9月の利用者は、32都道府県で計977家庭となり、コロナ禍で家庭訪問が難しくなる前の実績を上回り、上半期として過去最高になりました。例年、上半期より下半期の訪問が多くなるため、2023年度年間でも過去最高となるペースです。
少子化や核家族化が進み、地域のつながりが希薄化する中で、「子育て」が「孤育て」になることを未然に防ぎ、地域のコミュニティ作りにも貢献する活動へのニーズが高まっていると考えられます。
・2019年は年間1,907家庭が新規に利用
・2020年、コロナ禍で激減。厳しい環境の中でも家庭訪問して欲しいという声はあり、感染防止に努めながら訪問活動を継続
・その後、利用家庭は着実に増え、2023年度は年間2,000家庭を上回る見込み
ホームスタート・ジャパンでは、2009年のNPO法人発足以来、訪問を始める前の親のニーズ把握と、一連の家庭訪問終了後の充足度の調査を続けています。
ニーズの第1位は「孤立感の解消」で、全利用家庭の66%にのぼり、集計を始めてから常にトップです。第2位は「子どもの成長や発達の機会を作る」で59%、第3位は53%で「親自身の心の安定」です。親が自身の孤立感や不安を抱えながらも、子どもの健やかな成長や発達に力を尽くしたい気持ちがうかがえます。
ニーズに対して、訪問終了後の効果を表すのがニーズ充足度です。「孤立感の解消」は、96%の家庭が充足あるいは一部充足したと回答しています。14項目すべてのニーズに対する平均ニーズ充足度は89%にのぼり、約9割の家庭で悩みが軽減されています。
PR Timesのウェブサイトで見る
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000129991.html
PDFで見る
2023年上半期の結果とあわせて、2022年10月1日~2023年9月30日までの1年間のデータで集計
【内容】乳幼児家庭のニーズと効果、産前家庭のニーズと効果、利用者・子ども・ボランティアの年齢構成、ホームスタート利用申し込みのルート、利用家庭数・訪問回数、ボランティア登録数など